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堅田の料亭「魚清楼」で昼食を!早春の琵琶湖 ホンモロコと近江八景を味わう

  • #ランチ
  • #予約制
  • #冬限定
開催日
2026/02/14[土] 事前予約制

近江の魅力を発見する美食&カルチャークルーズ

びわ湖で早春の味覚は何といっても「ホンモロコ」。
これを卓上の炭火で一匹一匹焼いていただきながら食べるのが最高! しかも、堅田浮御堂近くの老舗料理旅館「魚清楼」で、びわ湖を愛でながらホンモロコの網焼きをいただくという最高の贅沢。五感で、びわ湖の恵みを感じられることでしょう。
昼食の前後には、湖上から近江八景の風景を大沼芳幸先生の解説とともにお楽しみいただける、この時期ならではのカルチャークルーズです。

《ツアー概要》

開催日:2026年2月14日(土)
参加料金:大人(中学生以上)21,000円、小学生15000円<乗船料、昼食代、浮御堂拝観料 込>
※大人1名につき幼児1名無料。幼児でお食事が必要な場合は11000円が必要となります。
就航船:ランシング
募集人員:30名様
最小催行人員:15名様

行程:
大津港10:00発
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近江八景、湖上より眺望(瀬田夕照・粟津の晴嵐・石山秋月・矢橋帰帆)
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堅田港着
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魚清楼(モロコの網焼きを中心とした昼食)
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浮御堂・堅田散策
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近江八景、湖上より眺望(比良暮雪・唐崎夜雨・三井晩鐘)
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大津港16:30頃着

※近江八景は「堅田落雁」以外は船上からの眺望となります

浮御堂(うきみどう・大津市)

近江八景「堅田の落雁」で名高い浮御堂があるのは、海門山満月寺。平安時代、恵心僧都が湖上安全と衆生済度を祈願して建立しました。
現在の建物は1937(昭和12)年の再建ですが、歌川広重などさまざまな絵師に描かれてきた、のどかさ、みやびさを、今も感じられることでしょう。
日本遺産「琵琶湖とその水辺景観―祈りと暮らしの水遺産」の構成文化財です。

魚清楼(うおせいろう)とホンモロコ

魚清楼は、浮御堂近くで創業から300年近く営まれてきた老舗料理旅館。窓のすぐ外には浮御堂、びわ湖の対岸には「近江富士」と呼ばれる三上山を眺望できる、絶景のお食事処です。
こちらのスペシャリテである、旬のホンモロコの炭火焼きが堪能できるコース料理をお召し上がりください。びわ湖の貴重な固有種であり、琵琶湖八珍として愛されてきましたホンモロコを絶品に焼き上げていただけます。

◎講師コメント「近江八景とホンモロコ」

近江八景は日本で最初の観光地⁉
 江戸時代の初めごろ、時の関白「近衛信伊(のぶただ)」 が、中国の瀟湘八景(しょうしょうはっけい)を琵琶湖の景色になぞらえて選定した景観が「近江八景」。南から、石山秋月・瀬田夕照・粟津晴嵐・矢橋帰帆・三井晩鐘・唐崎夜雨・堅田落雁・比良募雪です。
 近江八景は発表されるとすぐに、日本で初めての観光地になりました。意外ですね。じつは江戸時代以前の旅行とは、政治的、軍事的な目的・交易などの経済的目的・巡礼などの宗教的目的に、ほぼ限られていました。行楽を目的とした旅行はほとんどなかったのです。
 しかし、近江八景は安藤広重の浮世絵などもあいまって、日本人を琵琶湖の旅へとかきたてたのです。何故でしょう? そういった歴史的、文化的背景などを、様々な角度から解説します。
ホンモロコの至高の食しかた
 このクルーズの目玉は、お昼ご飯でしょう!
 近江八景のひとつに「堅田落雁」があります。冬、堅田の浮御堂に向かって水鳥が舞い降りる夕暮れの景です。この浮御堂、どこからみても風情のある建物なのですが、最高の観望ポイントのひとつが、浮御堂近くにある老舗料亭「魚清楼」の二階座敷から見た景色です。
 魚清楼といえば、ホンモロコの網焼き。ホンモロコとは琵琶湖の固有種(琵琶湖にしかいない魚)で、コイ科の魚の中では世界で一番うまいといわれている魚です。
 ホンモロコの食べ方ですが、炭火コンロの網焼きに勝る料理はありません。鮮度の高いホンモロコを強火の炭火で、丁寧に世話をしながら焼き上げ、仕上げはモロコの頭を網に突き刺して、頭の部分もこんがりと焼き、酢味噌か、生姜醤油でいただきます。白身の魚の上品な香りと、淡白な味わいは、何匹でもお腹の中に入ります。といって、慌てて焼いてはいけません。お客さんは、食べるだけ、焼くのは魚清楼の仲居さんがノウハウを駆使しつつ、食べごろに焼いてくださいます。
 近江八景の浮御堂を眺めながら、琵琶湖八珍のホンモロコの網焼きをいただく。早春の最高の贅沢をご一緒しましょう!

《講師》 大沼 芳幸 先生

琵琶湖をめぐる文化史を、考古・歴史・美術・民族・漁業環境などはば広い視点から研究し、その成果の普及活動を行っている。とくに、精神文化の視点から独特の城郭論を展開するほか、白洲正子の作品を通じての琵琶湖文化の魅力発信に力を入れている。『白洲正子と歩く琵琶湖』シリーズ、『琵琶湖八珍』『近江の聖徳太子』『明智光秀と琵琶湖』など著書多数。
NPO法人歴史資源開発機構主任研究員/滋賀県立安土城考古博物館元副館長
ブログ⇒オオヌマズの玉手箱

イベント概要

備考 ・天候の状況により航路・行程を変更する場合があります
・予約人数が最少催行人員に満たない場合は、催行中止となります。あらかじめご了承ください
・本クルーズは催行3日前からキャンセル料が発生します。あらかじめご了承ください
・参加費はすべて消費税込みの金額です
・画像はすべてイメージです

企画:NPO法人歴史資源開発機構
企画/実施:琵琶湖汽船株式会社

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