2020年度鮒ずし作り体験クルーズを実施しました!
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皆さま、こんにちは!琵琶湖汽船スタッフのMです。
さて今年も「鮒ずし作り体験クルーズ」を実施しましたので、その時の様子をご紹介します♪
鮒ずし作り体験クルーズは、びわ湖唯一の有人島「沖島」で漁師さんと一緒に、滋賀の伝統保存食「鮒ずし」を作るというもので、当社では2009年から毎年実施しています。お一人様3万円近い参加料金にもかかわらず、毎年完売する人気のツアーです。
春先に行われるニゴロブナ漁の漁獲量から、その年の募集人数を決定。7月の初旬から中旬にかけての6日間、各日40~60人で大津港から沖島へ向かいます。
今年は新型コロナウィルス感染防止のため、1回あたりの参加人数を例年の約半分に減らし、マスク着用や検温・手指消毒など、これまでにない形でツアーを行いました。
大津港を9:00に出発。沖島まで約1時間15分の船旅です。
船内ではスケジュール説明のほか、鮒ずしの漬け方講習DVDの放映も。
「沖島」は島民約300名、漁業中心の素朴な暮らしが息づいています。
沖島漁港
鮒ずし作り体験会場
会場内の様子
漬け方指導をされる沖島漁業組合さん
原料となる塩漬けされたニゴロブナ
一人あたり25匹前後のニゴロブナを1匹づつゴシゴシ磨いていきます。結構たいへんです!
磨き終えたニゴロブナ。汚れやウロコが取れてキレイです。
磨き終えたニゴロブナはピンチに挟んで約2時間程乾燥させます。
ニゴロブナを乾燥させている間、お昼休憩を取っていただきます。昼食(希望者のみ)は、漁業組合婦人部「湖島婦貴の会」のお母さん達が毎年工夫を凝らしてご用意くださいます。今年はコロナ対策の為お弁当スタイルで。ビワマスのちゃんちゃん焼きをメインに、ブラックバスのタルタルフライやコアユの南蛮漬け、島で収穫したキュウリと小エビの酢物など…どれも美味しかったです!
あじさいが綺麗に咲いていました。
島の活性化に向けた滋賀県立大の流木オブジェ
たわしも絵になります。
昼からの作業はニゴロブナを飯漬けする作業です。干して乾いたニゴロブナのお腹にご飯を詰め、さらにご飯と一緒に樽の中に漬込んでいきます。この作業が終わるまで、大体1時間位かかります。
漬け終えた樽は、お客様各自でご自宅へ。持ち帰った樽はベランダや庭先に保管します。最初の1週間程度は様子見が必要ですが、その後はほったらかしで…11月下旬には美味しい鮒ずしが完成です!
毎年、ツアー募集はGW明け位の時期に開始します!漁師さんもスタッフも、親切丁寧に漬け方を指導しますので、はじめて参加の方もすぐに馴染んでいただけると思います。ご興味ある方は、当社ホームページをチェックしてみてくださいね♪