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湖国有数の紅葉名所!三井寺の紅葉をご紹介

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こんにちは。琵琶湖汽船のNです。
ついこの前まで夏のような暑さだったのに、一気に気温が下がり秋を通りすぎて冬になった感じですね。
最近は、気候の良い時期(春・秋)が短い感じがします。

さて皆様は、「秋」と言えば何を思い浮かべますか?
行楽の秋、芸術の秋、スポーツの秋、読書の秋・・・などなどたくさんありますが、秋と言えば、やはり「紅葉」と「食欲の秋」(笑)ではないでしょうか。

そこで、今回は、ミシガンクルーズの乗船港(大津港)から一番近い紅葉のスポット「三井寺」についてご紹介します!

天台寺門宗の総本山三井寺」は、正式名称「長等山園城寺(ながらさんおんじょうじ)」
境内には、貴重な文化財が多数あり、 西国三十三所観音霊場第十四番札所の観音堂をはじめ、なんとその数、国宝10件、重要文化財42件!!
なかでも有名なのは、近江八景の一つにも描かれている「三井の晩鐘」。こちらは 残したい日本の音風景100選にも選ばれ 日本三名鐘のひとつにも選ばれています。
静寂な境内にひびく荘厳な鐘の音は、歴史を感じ、その美しい音色に思わず引き込まれてしまいます。

三井寺
三井寺 上空から
三井寺の鐘
三井寺の鐘
三井の晩鐘 看板
三井の晩鐘 看板

そして、三井寺は映画の撮影場所としても、よく使われています。
下の画像は、ある有名な映画のロケ地として使用されておりますが、何の映画か分かりますか?
正解は・・・・・映画『るろうに剣心』です。
1作目クランクインの場所。作品の“はじまりの地”として、重要な役割を担っているロケ地です。
最終章にも登場しています。この石橋以外にも、戦いのシーンが撮影された場所などもあり、 『るろうに剣心』 ファンにとっては、聖地となっています。
他にも、「大奥」や朝ドラ「おちょやん」など有名な映画やドラマにも三井寺が登場しています。
映画やドラマをチェックしてから三井寺を訪れてみると、また違った感じ方ができるかもしれませんね。

唐院横の石橋

このように見どころがいっぱいの三井寺ですが、これからの時期は、紅葉を目当てに訪れるのもおすすめです。
三井寺といえば、ライトアップされた桜並木を思い浮かべる人が多いかもしれませんが、湖国有数の紅葉スポットとしても有名です。
ところどころに植えられた立派なもみじの木は見ごたえたっぷり。中でも一番のおすすめは、微妙堂というお堂から観音堂へと続く参道の両脇にもみじが立ち並ぶ紅葉のトンネル! 見渡す限りに広がる紅葉に、心躍ります。
さらに、この紅葉トンネルを抜け、観音堂へと階段を上がればそこは、大津市内とその奥に琵琶湖を一望できる眺望抜群のスポットが広がります。
紅葉と琵琶湖のコンビネーションは、ぜひ一度見ていただきたい絶景です!!

三井寺 紅葉
三井寺 紅葉
三井寺 毘沙門堂 紅葉
三井寺(毘沙門堂)

三井寺を参拝した後、ぜひ立ち寄りたいのが、三井寺の境内・微妙寺の横にある「本家力軒」さん。
200年以上も続くお茶屋さんで、昔ながらの製法で作られた三井寺辨慶力餅が名物です。
この力餅、 2018年に大津の老舗和菓子店・叶匠寿庵の全面バックアップのもと改良され、さらにおいしくなったとのこと。ますます期待が高まります!

本家力軒
弁慶力餅

柔らかくコシのある求肥餅に、抹茶と和三盆糖を混ぜ合わせた国産きな粉がまぶしてあります。
求肥で作られたお餅は、持ち上げるだけでその柔らかさが伝わってきます。きな粉がかなりたっぷりかかっているので、落とさないように食べるのが難しいくらいです。
食べているとしゃりっとした食感が・・・?!これは、お餅ときな粉の間にシュガーグレーズという砂糖と蜜を混ぜたものがかかっているからだそう。
ふわっとしたきな粉・やわらかいお餅に、しゃりっとしたグレーズ。食感の違いが楽しめるのも、楽しいですね。

飲食スペース
ほうじ茶と弁慶力餅セット

お店の横には、広い飲食スペースがあり、出来立てのやわらかな三井寺辨慶力餅をほうじ茶とともに召し上がることができます。静かな境内で、緑に囲まれて食べると、より一層、美味しく感じます。目の前には、もみじの木があるので、紅葉時期はまた違った雰囲気を味わうことができます。
お持ち帰り用の販売もあるので、お土産に購入し、自宅で楽しかった思い出ともにいただくのも良いですね。

ぜひ、ミシガンクルーズで船上からのびわ湖の景色を楽しんだ後は、三井寺を訪れて、心癒されるひとときをお過ごしください。