観光案内

都久夫須麻神社 本殿(国宝)

都久夫須麻(竹生島)神社の本殿は、豊臣秀吉が寄進した伏見桃山城の束力使殿を移転したもので、国宝となっています。
本殿内部には桃山時代を代表する、優雅できらびやかな装飾が施されており、天井には狩野永徳光信が描いた華麗な花弁草木絵が残されています。※内部非公開

竹生島港から
徒歩約7分
概要

都久夫須麻(竹生島)神社とは

琵琶湖に浮かぶ竹生島に鎮座する都久夫須麻神社(つくぶすまじんじゃ/竹生島神社)。
祭神は、市杵島比売命(いちきしまひめのみこと=弁財天)、宇賀福神(うがふくじん)、龍神(りゅうじん)、そして産土神の浅井比売命(あざいひめのみこと)の4柱です。浅井比売命は、浅井氏の氏神ともいわれ、琵琶湖の湖水を支配する神様です。
今から450年前、豊臣秀頼の寄進で、片桐且元(かたぎりかつもと)を普請奉行として伏見桃山城の日暮御殿(勅使殿)を移築したものです。国宝となっています。平家物語にもでてくる拝殿からはかわらけ投げができます。

都久夫須麻神社の見どころ

本殿内部は伏見城の遺構とされています。襖や柱・欄間には、桃山時代を代表する優雅できらびやかな装飾が施されており、桃山美術を見ることができます。特に、襖絵、60枚の天井画は、狩野光信の筆と伝えられています。黒漆塗りの桂長押には金蒔絵(高台寺蒔絵)が施され要所には精巧な金の金具がうたれています。(現在、内陣の拝観は中止されています)

 

本殿の右奥にある常行殿

常行殿は、本殿の右奥にあるため見落としている人も多いかもしれません。
伊藤延男先生の監修により平成9年社寺建築 木澤源平氏によって建造された建物です。
現在は修業道場、参籠の場として幅広く利用されています。
また、季節によりお茶席を設けておられます。タイミングが合えばぜひ、一服しながら日頃の喧騒を忘れ、ごゆっくりとお寛ぎください。

都久夫須麻(竹生島)神社のアクセス情報

「長浜港」「今津港」「彦根港」の各港から、定期便でアクセスが可能です。各港には、無料駐車場があります。
長浜港、今津港から竹生島までの所要時間は、約30分。琵琶湖汽船の定期クルーズ「竹生島クルーズ」にご乗船ください。
竹生島クルーズの詳細は、こちら
彦根港から竹生島までの所要時間は40分。オーミマリンにて運航。

竹生島観光と一緒に
クルーズも楽しめます♪

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湖西・湖東どちらかも乗船できます。

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