三井寺(長等山園城寺)
天台寺門宗の総本山。金堂や西国第十四番札所の観音堂をはじめ国宝や重要文化財などが多く残り、近江八景「三井の晩鐘」は日本三名鐘のひとつになっています。春はソメイヨシノを中心に約1300本の桜が咲き、秋は参道沿いの紅葉のトンネルが滋賀県有数の名所として知られています。また観音堂へ上ると眼下に琵琶湖一望の景色を堪能することができ、四季折々の見所にあふれています。
山伏、座禅(止観)、写経・写仏、ビーズブレスレット(腕輪念珠)制作の体験などもできます。
三井寺は正式には「長等山園城寺(ながらさんおんじょうじ)」といいます。天智天皇の永眠後、大友皇子(天智天皇の子:弘文天皇)と大海人皇子(天智天皇の弟:天武天皇)が皇位継承をめぐって争った壬申の乱に敗れた大友皇子の皇子である大友与多王が、父の霊を弔うために 「田園城邑(じょうゆう)」を寄進して寺を創建し、天武天皇より園城寺の名を与えられたとされています。

住所 | 大津市園城寺町246 |
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電話番号 | 077-522-2238 |
URL | http://miidera1200.jp/ |
概要 | 境内にある霊泉(井戸)の水が天智・天武・持統の三天皇の御産湯に使用されたことから「御井(みい)の寺」と称され、「三井寺」の由来となったとされています。 【拝観時間】 8:00~17:00 【入山料】 大人600円、中高生300円、小学生200円 ※30名以上団体割引あり 光浄院客殿・勧学院客殿 特別拝観料別途要(600円) 【アクセス】 ◇ 大津港から車で約5分(駐車場あり。乗用車350台収容(普通車500円)) ◇ 名神大津ICから車で約10分 ◇ 京阪「びわこ浜大津」駅で石山坂本線の「坂本」行きに乗車し、次の「三井寺」駅で下車徒歩約10分 ◇ JR大津・大津京駅からバスで約5分(「三井寺」下車徒歩すぐ) |